神々の誕生と日本の神話・(その1)造化三神

神様を知る事で、神社へのお参りがもっと
楽しくなると思います。

日本には八百万の神様と言われる程 多くの
神様が存在すると信じられてきました。

自然のありとあらゆる物や場所にも神様が
いると信じられてきました。

普段何気なく、お参りに行っている神社に
は、どのような神様が祀られているのかを
知る事でもっとお参りが楽しくなると思いませんか?

神様を知る事で、神様を近くに感じる事が
出来るかもしれません。

これから時系列で神様をご紹介致します。

始まりの神様

【天之御中主神】(あめのみなかぬしかみ)
一番最初の神様です。
古事記で初めて登場しました。

出生・・高天原 近江国(滋賀県)三上山に降臨
(高天原・たかまがはら(神様がいる所)

神格・・宇宙の根源神

別称・・天之御中主尊
    妙見菩薩(みょうけんぼさつ)

祀られている系統は、三つ

(妙見社系 水天宮系 近代創建系)

妙見社系の神社は、日本三大妙見の1つで
ある八代神社を初めとして商売繁盛や結婚祈願。
水天宮系の神社は、久留米水天宮を総本宮
として子授けや安産祈願に全国に20箇所以上の分社がある。

近代創建の神社は、明治以降に創建された
神社で東京大神宮は、伊勢神社の要塞伝と
して知られていて四柱神社にはあらゆる願
いが叶うとされています。
(要塞伝・伊勢神宮の神様を迎えいれること)

伊勢神宮に祀られている神様の一部を違う
神社で祀ることもあり、東京大神宮はにも
伊勢神宮に祀られている神様の一部がいらっしゃいます。

エピソードなどが殆ど無い為、知らない
人も多いのですが、根源の神様です。

造化三神の謎と神秘の物語

造化三神には、天之御中主神(あめのみな
かぬし)、高御産巣日神(たかみむすび)
、神産巣日神(かみむすび)の三柱です。

八百万の神々の中でも特に重要な存在と
され、日本神話の中で様々な重要な出来事に関わっています。

造化三神とは

造化三神とは、日本神話に登場する三柱の
神々のことを指します。

三神の神様は、世界の創造や
秩序を司る重要な役割を果たしています。

天之御中主神(あめのみなかぬし)

天之御中主神は神話の中で最初に登場する
神であり、他の神々の源流となる存在です。

高御産巣日神と神産巣日神はその後に
登場し、天御中主神とともに世界の創造
や秩序の維持に貢献しています。

彼らは神話の中で様々な形で描かれ、
神秘的な存在として崇められています。

造化三神の中で最初に登場する天之御中
主神は、日本神話において非常に重要な存在です。

彼は天空の支配者とされ、八百万の神々を
統べる中心的な神として信仰されています。
天之御中主神は、人間界と神界を結ぶ存在
としても描かれ、豊かな豊穣をもたらす神として崇拝されています。

【神徳】
安産・長寿・招福・出生開運・学業上達
技術向上・海上安全・厄除け・病気治癒

【お祀りされている神社】
東京水天宮(東京都中央区)
秩父神社(埼玉県秩父市)
霊符社(大阪市北区)
サムハラ神社(大阪市西区)
星田妙見宮(小松神社)
(大阪府交野市)
中村神社(福島県相馬市)
名草神社(兵庫県養父市)
阿智神社(岡山県倉敷市)
八代神社(熊本県八代市)
水天宮(総本宮)(福岡県久留米市)

高御産巣日神(たかみむすび)

高御産巣日神は、天之御中主神とともに
造化の黎明(れいめい(明け方)に姿を
現した神として知られています。

彼は日本神話において、植物や動物の生命
力を象徴する存在として描かれており、自
然界と人間界を結ぶ神としての役割を果たしています。

高御産巣日神の力は、世界の営み全般に
及び、神話的な意味では生命の原点として崇められています。

別名・・高皇産霊命
  ・・高天彦神(たかまひこのかみ)

出生・・高天原

神格・・高天原の最高司令神
    生成神

【神徳】
所願成就・開運招福・厄除け・縁結び

【お祀りされている神社】
東京大神宮(東京都千代田区)
四柱(よはしら)神社(長野県松本市)
安達太良神社(あだたら)(福島県安達郡)
高牟(たかむ)神社(名古屋市千種区)
霊符社(大阪市北区)
サムハラ神社(大阪市西区)
星田妙見宮(小松神社)
(大阪府交野市)
高天彦(たかまひこ)神社(奈良県御所市)
高御魂(たかみむすび)神社
(長崎県下県郡)
赤丸浅井神社(富山県高岡市)
御祖(みおや)神社(福岡県北九州市)


神産巣日神(かみむすび)

神産巣日神は、天之御中主神と高御産巣日
神に次いで登場する神とされています。

彼は収穫や豊穣を司る神として知られて
おり、作物の実る力や豊かな恵みをも
たらす存在として信仰されています。

神産巣日神の存在は、人々にとって潤い
と豊かさをもたらすものとして、古代
から大切に崇められてきました。

出生・・高天原

神格・・生成神
  ・・出雲の神々の祖神

別称・・神皇産霊(かみむすび)の命

【神徳】
豊作・縁結び・厄除け・開運招福

【お祀りされている神社】
出雲大社(島根県)
東京大神宮(東京都千代田区)
霊符社(大阪市北区)
サムハラ神社(大阪市西区)
星田妙見宮(小松神社)
(大阪府交野市)
四柱(よはしら)神社(長野県松本市)
八所(はっしょ)神社(山形県)
高牟(たかむ)神社(名古屋市千種区)
御祖(みおや)神社(福岡県北九州市)
安達太良神社(あだたら)(福島県安達郡)
高御魂(たかみむすび)神社
(長崎県下県郡)
高天彦(たかまひこ)神社(奈良県御所市)


神と人間の関係性とその影響

造化三神の神秘的な物語には、彼らが描か
れる神話が重要な要素となります。

造化三神は日本神話において、
創造神としての役割を果たしています。

その中でも、天之御中主神、高御産巣日神
、神産巣日神が主要な神々として挙げられます。

彼らは神々の中でも特別な存在であり、
日本の神話世界を構築しています。

神と人間の関係性もまた重要なテーマとし
て描かれています。
神話において、神々と人間との関わりは
様々な形で描かれており、その影響は
非常に大きいものとされています。

神々と人間の繋がりや共存、神話の物語に
おける教訓など、神と人間の関係性には
多くの奥深い意味が込められています。

まとめ

【神様を知って神社参りを楽しもう】

神社へのお参りがより豊かなものになる
ために、日本の神様たちを知ることの
重要性についてお話させて頂きました。

日本には古くから「八百万の神々」と言
われるほど多くの神様が信仰され、神社
にはその神様が祀られています。

しかし、普段私たちがお参りする神社の
神様について詳しく知ることは少ないかもしれません。

はじめにの、記事では「始まりの神様」と
される天之御中主神に焦点を当てています。

彼は古事記に初めて登場し、宇宙の根源神
として位置付けられています。

その後、妙見社系、水天宮系、近代創建系など、
様々な系統の神社で祀られています。
彼の神徳やお祀りされている神社についても紹介させて頂きました。

天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神
の三柱は日本神話において特に重要な存在
であり、世界の創造や秩序を司る役割を果たしています。

それぞれの神の特徴や神徳、お祀りされて
いる神社を紹介させて頂きました。

最後に、神々と人間の関わりや神話の教訓
について考察されます。
神々と人間との関係性は日本神話や古事記
の中でさまざまな形で描かれており、その
影響は日本文化に大きな影響を与えています。

また、神話には私たちに与えられる多くの
教訓が込められており、それを理解する
ことでより深い洞察が得られるでしょう。

この記事を通じて、神社へのお参りがより
意味深いものになるだけでなく、日本の
神話世界や神と人間の関係性についての
理解を深めることが出来ましたら幸いです。

神様たちの存在や役割を知ることで、神社
参りがさらに楽しく、深い体験となることでしょう。

 

 

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