全ての御縁が頂ける・出雲大社(いずもおおやしろ)島根県出雲市

島根県出雲市大社町杵築東195
0853-53-3100
問い合わせ時間帯
8:30~17:00

出雲大社は国譲り(くにゆずり)神話と深く関係する場所です。
国譲り神話は、大国主命(おおくにぬしの
みこと)が日本国土の支配権を天照大神
(あまてらすおおみかみ)の子に譲り渡すお話です。

天照大神の使者を通した幾度もの交渉の
末、大国主命は「支配権を譲る代わりに、
自らを祀る(まつる)立派な社を作って欲しい」と希望しました。
そうして作られた社が現在の出雲大社なのです。

【神在月】出雲だけが許された旧暦十月の呼称です。
年に一度(現在は10月10日)旧暦の十月に
全国の神様一同に集まり男女の縁、親子の
縁、商いの縁について話し合いがされて
いるそうです。

【縁結び】
出雲大社に祭られている大国主大神様は、
「縁結びの神様」として古くから信仰されています。
しかし、この縁結びは単に男女の縁だけ
ではなく、人々の生活や関係におけるあらゆる結びつきを指します。
彼は広く人々の幸せな縁を結んでくださる
神様であり、人々とのさまざまな繋がりに恵みをもたらす存在です。

御祭神

【御祭神】大国主大神様(おおくにぬしおおかみさま)

スサノオノミコトは、天照大神の弟であり
、彼の子供が大国主命(オオクニヌシノミコト)です。

彼は若い頃に因幡の白うさぎを助け、
葦原中国(あしはらのなかくに)を治めました。
しかし、天照大神の命令でこの地を譲る
ことになり、その見返りとして壮大な御殿
を建てることを望み、それ以来、目に
見えない縁結びを司る神様となりました。

大国主命は『古事記』や『日本書紀』に
登場し、江戸時代には大黒天と結びついて親しまれました。
大国主は天皇家に結びつく国づくりの
神様であり、大黒天はインド密教に由来
する神で、食物や財産を司るとされています。
両者は七福神の一部としても知られています。

出雲大社本殿の大国主大神は、西に向いてお座りになっています。
稲佐の浜の方角になります。

参拝の前に
注意!
【稲佐の砂】を頂きたい時は、最初に
【稲佐の浜】に行き、それから本殿に行きます。
私は稲佐の砂を頂いてからの参拝をおすす
めしますが、必須ではありませんので省いても
構いません。(その際は飛ばして参拝方法へ)

稲佐の浜・・・日本で唯一「全国の八百
万(やおよろず)の神様」をお迎えする際の玄関口として有名。
神々への敬意をもつ出雲の人々にとって特別な場所です。

【八百万(やおよろず)の神様】
「八百万の神」(やおよろずのかみ)は、
日本の神道においてお祀りされている神様です。
八百万と書かれていますが、
「八百万の神」という表現は、実際の神の数を
表すものではありません。

どの場所や物事にも神が宿るという考え
から、数えきれないほど多くの神々が存在
することを象徴的に示しています。
――――――――――――――――――
「神道」
「多神教」と言われていて、複数の神様を信仰すること。
八百万の神も多神教の一つであり、
多くの神々が存在し、それぞれ異なる性格、役割、
領域に関連付けられています。

これらの神々は自然現象、山川、森林、
海、風、火、農業、家庭、商売、
健康、縁結び、学業、芸術など、さまざまな
領域を司っています。
ちなみに、キリスト教やイスラム教など
一つの神様を信仰しているのは「一神教」といいます。
――――――――――――――――――

稲佐の砂

稲佐の砂・・・浜で頂いた砂のこと。
出雲大社本殿裏素鵞社・そがのやしろ)のお砂と交換することで、
お守り又はお清めの砂として持ち帰ることができます。

稲佐の浜への行き方〜お砂の交換方法
1) 出雲大社から西へ、徒歩約 15 分(約 800m)で浜に到着します。
2) 弁天島でお参りをします。
【弁天島】で祀られているのは、
【豊玉毘古命・とよたまひめ】神武天皇(初代天皇)の祖母です。

 3) 砂浜で【お砂】を頂く。
お砂を入れるためのビニール袋は持参して下さい。
どのようなものでも大丈夫です。
(ジップロックやスーパーで頂く荷物詰め
スペースのキッチンポリ袋など)
4) 出雲大社本殿に戻る。
5) 本殿裏にある【素鵞社・そがのやしろ】に置いてある【お砂】と交換する。

お守り袋に入れ、お守りとして持ち歩く事が出来ます。
私は少量を家の四隅、玄関先にお清めとして撒いています。

【神門通り】のお土産屋さんに お砂専用のお守り袋が販売しています



四つの鳥居

本殿に向かう前に「四つの鳥居があります」
「石、鋼、鉄、銅」とそれぞれ違う素材を使った鳥居です。
くぐる時は丁寧に一礼をして下さいね。

※一の鳥居(宇迦橋(うがばし)の大鳥居)(石・コンクリート)
最初に登場するのは宇迦橋(うがばし)の大鳥居です。
この大鳥居は、大正3年(1914年)に新しい参道である神門通りの一部として建てられました。
また、大正天皇の即位を祝して1915年に完成しました。
この鳥居は石との記載がありますが、実際には鉄筋コンクリートで出来ています。
高さは出雲大社の本殿である24メートルをわずかに下回る23メートルに制限
されていますが、建設当時は日本で最も高い鳥居の一つとして誇られました。
鳥居の中央の額だけでも6畳の大きさがあります。

宇迦橋の下には堀川が流れており、約100
メートル離れた場所には一畑電車の出雲大社前駅があります。
出雲大社駅を出ると左側に大鳥居が見えます。
くぐる場合は、一度 大鳥居まで行き再度くぐって下さい。

※二の鳥居(勢溜(せいだまる)の大鳥居)(鋼)
表参道の神門通りを出雲大社に向かうと見えて来ます。
出雲大社境内の最南部、正門に位置する広場は「勢溜(せいだまる)」と呼ばれます。
江戸時代には、この広場に劇場が建てられ、そのために
「人々の勢いがここで溜まる場所」として、広場は勢溜と名付けられました。

※二の鳥居を入り、三の鳥居に行くまでに右手に
【祓社・はらえのやしろ】があります。

※三の鳥居(松の参道の鳥居)(鉄)
三の鳥居は鉄製で、通常は「松の参道の鳥居」とも呼ばれます。
下りの参道を進み、素鵞川を渡ると、松の参道に入ります。
この松の参道は三つの道に分かれており、
かつては中央の道は皇族や貴族、
勅使のみが通ることを許された特別な道で
したが、現在は松の木の根を保護するために、
参道の両側の道を通るようになっています。

※四の鳥居(銅)
最後の四の鳥居は、銅で作られたものです。
この鳥居は、長州藩の二代藩主である毛利綱広によって寄進されました。
ここから荒垣に囲まれた、重要な聖域の一部となっています。


参拝方法

境内はかなり広くなっています。
【手水舎】(てみずしゃ)に行くまでに【祓社・はらえのやしろ】
心身の汚れを祓い清めることを忘れないように気をつけて下さいね。
(詳しい参拝方法は、【祓社・はらえのやしろ】に記載しています)

二礼四拍手一礼・・一般の神社では、手を二回打つ(二拍手)ですが、
出雲大社は 四拍手が正しい作法となります。

【素鵞社・そがのやしろ】

鎌倉時代から江戸時代初期にかけて、出雲大社の祭神とされた
素戔嗚尊(スサノオノミコト)」が「素鵞社」に祭られています。
そして、この磐座の前に奉納された「お砂」(稲佐の砂)には、
清めや加護の力が宿るとされています。

「素鵞社」の背後にある「八雲山」は、特別な場所(禁足地(きんそくち)
になっていて神職でさえ立ち入ることが許されていない場所です。
出雲大社の御神体八雲山にあると信じられているからです。

出雲大社の公式サイトには御神体について
の明示的な記載はありませんが、
本殿の裏に位置する八雲山の麓には
「磐座(いわくら)」と呼ばれる場所があり、
この磐座が背負うようにして素鵞社が建てられています。

「素鵞社」を正面に見て
(間裏)に行くと岩があります(写真下)
そっと触れパワーを頂く事が出来ます。

 (あまり知られていないパワーの頂き方です。
これを見たあなたは!とてもラッキーですね!)

因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)

大国主大神さまは神々の仲間として、
大きな袋を背負いながら因幡の国へ
向かっている途中で、赤裸になり苦しんでいるウサギに出会います。
このウサギは治療と助けを求めており、
その出来事が「因幡の素兎(いなばの
しろうさぎ)」として古事記に記録され、語り継がれています。

出雲大社境内では社務所の南東に位置する「ご慈愛の御神像」
と呼ばれる「因幡の素兎」がモチーフとなった大国主大神さまと
ウサギの青銅の御像があり、その他現在66羽のウサギの石像があります。
うさぎちゃんを探し散策しながら、見つけるのも楽しいですよ。

名産品とスポット

 1・出雲牛
出雲大社周辺地域で飼育される特産品の一つが出雲牛です。
出雲牛は、和牛の一種で、柔らかく、脂身が美味しいと評判です。
焼肉やすき焼きなどの料理で楽しむことができます。

2・出雲そば煎餅
出雲地方では、出雲そばを使用した煎餅も人気です。
出雲そばの風味が感じられ、軽食として楽しむことができます。

3・出雲の陶器(出雲焼)
出雲地方には伝統的な陶器工芸の町が
あり、出雲焼(いずもやき)として知られています。
色鮮やかな陶器や食器が製造され、土産物店やギャラリーで購入できます。

4・出雲の地酒
島根県は日本酒の銘酒も多く生産される
地域で、出雲大社周辺でも美味しい地酒が作られています。
地元の蔵元で試飲や購入ができます。

5・島根ワイナリー(ワイン)
ワインの製造工程を見学することができます。
試飲や購入もでき、カフェやランチも出来ます。
バスで5分で行けます。

5・出雲そば(いずもそば
「日本の三大そば」としても有名で名産品として知られています。
主に「割子そば」(三段の丸くて赤い器に入っている)
ソバの実を殻ごと引く「挽きぐるみ」という製法で作られいるので
香りや風味も良く、栄養価の高いという特徴があります。

出雲大社の周辺にも、たくさんのお蕎麦屋さんがあります。


写真のおそば屋さんは、早朝8時から
営業されていてモーニングにそばを頂けます。
【出雲そば おくに】
島根県出雲市大社町杵築東276
8時~15時

【稲佐の浜】に行く途中、右側に見えて
くるのでわかりやすいと思います。

深夜バスで行き、早朝からあいている 
このおそばやさんで朝ご飯を頂きました。
ぜんざい付きの「縁結びセット・三種」
を頂きましたが、お腹一杯になりました。
おみくじと稲佐の砂も付いていて、
得した気分になりました。

【神門通り】に、お土産やさんなど、色々な店舗があります。

他にも行きたい所はこちらから~♪♪

アクセス

【この記事はプロモーションを含みます】

【このブログではJR大阪(梅田)からの料金のご案内をしています】

大阪駅から JRバス(夜行便)などを使います

高速バスオンライン予約サイトならジャムジャムエクスプレス

(出雲大社行き)時期によって価格がかわりますが、最安値
だと片道¥3800円の時があります。

方位取りは、朝早くが基本なので 夜行便を使うと早朝に到着します。

到着が出雲市駅の場合

1・出雲市駅・徒歩5分・電鉄出雲市駅(¥500円)
(一畑(いちばた)電車北松江線・松江しんじ湖温泉行)
(8分・4駅)
電鉄出雲市駅⇒川跡(かわと)駅・乗換
(一畑電車大社線・出雲大社前行)
(11分・4駅)
川跡(かわと)駅⇒出雲大社前

2・JR出雲駅/一畑バス
(大社前・出雲大社BT(バスターミナル行))
(22分・20駅・¥470円)
バスターミナルから徒歩3分

泊まったホテル

今回、お世話になったホテルです。
出雲駅から1分です。

祐気取りで泊まる所は、温泉があると
ベストですが、交通が便利な駅近の
ビジネスホテルを探す為、温泉がない
ホテルもあります。

そんな時は、大浴場があるホテルを
探します。
部屋のお風呂よりも足腰延ばして
入る事が出来るので疲れを癒す事
が出来るのでお薦めです。

ここ、
出雲グリーンホテルモーリスも
温泉ではありませんが、大浴場が
あり快適でした。
そしてこのホテルの決め手に
なったのは、「夜泣きラーメン」
無料です。( *´艸`)

20時位からのサービスで2種類から選べます。
夕飯を早めに食べて、少しお腹がすく頃
に嬉しいサービスです!!

朝は、バイキング方式です。
祐気取りの朝は、なぜか?
朝から食欲旺盛です!!
ご当地メニューは、必ずあります。

ホテル探しをする時は

1・温泉・大浴場

2・朝食付き(バイキング)

3・ホテル特有のサービス
今回の場合は
夜泣きラーメンでした。

他・・・
夕食付
枕を選べる
ドリンクサービスなど・・・

「PR」

スタッフの対応は完璧でした。
親切・丁寧・優しいと全て兼ね備えています。

フロントやロビーもとても広く
高級ホテルでした。
価格帯は、本当にお手頃です。

色々なホテルに泊まりたい気持ちはあるの
ですが、あまりにも快適だと結局は同じホテルを選んでいます。

ホテルの取捨選択も祐気取りの醍醐味です。
難しく考えないで選んでみて下さいね。

タイトルとURLをコピーしました