総本山鞍馬寺(くらまでら)
京都府京都市左京区鞍馬本町10741074
9時から17時(愛山費¥500円)
本殿までのケーブル 片道¥200円
(不定期で午前中点検休みあり)
奈良時代末期の宝亀元年(770年)、
奈良の唐招提寺で修行していた高弟の
鑑禎上人(がんじんわじょう)
(688-763年)は、正月4日の夜に
夢で指示を受け、白馬に導かれて
鞍馬山に登りました。
山に着いたところ鬼女に襲われましたが、
毘沙門天に助けられました。
その後、鞍馬山に毘沙門天を祀る草庵を建てました。
(草庵(そうあん)わらなどで作った家)
鞍馬山の歴史は、桓武天皇が長岡京から
平安京に遷都(せんと)してから2年後の延暦15年
※(遷都・せんと)都を他の場所に移す事)
(796年)にさかのぼります。
この年、造東寺の長官である藤原伊勢人は
観世音菩薩を祀る建物を建てたいと思い、
夢と白馬の導きを受けて鞍馬山を訪れました。
そこには鑑禎上人が建てた草庵と毘沙門天の祠がありました。
再び夢で「毘沙門天(びしゃもんてん)
と観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)は
根本的に一体の存在である」と
告げられたため、伽藍を整備し、
毘沙門天を祀り、後に千手観音像
(せんじゅかんのんぼさつ)も
造って共に祀ることとなりました。
※観世音菩薩さまは、かんぜおんぼさつ・
かんじざいぼさつ・かんのん様と呼ばれる事もあります。
御本尊
本尊:尊天(毘沙門天王・千手観世音菩薩・護法魔王尊)
(びしゃもんてん・せんじゅかんのんぼさつ・ごほうまおうそん)
鞍馬山の信仰は、”尊天”と呼ばれる宇宙
の偉大な霊を崇拝し、その霊の愛、
光、力を体現する信仰です尊天は、
宇宙と全ての生命を象徴する存在で、
神や仏といった区別を超え、さまざまな形で現れます。
この霊的な存在は水、太陽、大地、地球
のエネルギーとして表現され、
それぞれ異なる側面を持ちつつも、共通の本質を保っています。
尊天とは、人間を初めこの世に存在する
全てを生み出している宇宙生命・宇宙エネルギーです。
愛と光と力となってあらわれ、月に代表
される水の気、母なる大地、地球の気の
三つの「気(エネルギー)」にあらわし、
それぞれを
月輪の精霊・・・愛・・・千手観世音菩薩
太陽の精霊・・・光・・・毘沙門天王
大地の霊王・・・力・・・護法魔王尊の
お姿で現して、この三身を一体として「尊天」と称します。
「月のように美しく、太陽のように暖かく
、大地のように力強く」と祈り
「すべては尊天にてまします」とお唱えするのです。
鞍馬は天狗の発祥の地
鞍馬天狗伝説の発祥地である鞍馬には、
歴史上重要な人物である源義経が関わっています。
約800年前、源義経は牛若丸として知ら
れ、七歳から十年間、昼は学問に励み、
夜は武芸の修行に励んでいたと言われています。
父である源義朝が平治の乱で謀反人となり
敗死した後、義経は鞍馬寺に預けられました。
ある日、東谷の僧と一緒に花見に誘われた
義経は、見知らぬ山伏に気を悪くされて一人取り残されます。
しかし、山伏は義経の素性を知り憐れみ、
自分が大天狗であることを明かし、
平家討伐のための兵法を授けます。
この出会いは義経が11歳の時であり、
厳しい修行を経て兵法を授けた
大天狗は再会を約束し立ち去りました。
鞍馬山は山伏たちの修行場であり、
天狗界の首領・僧正坊天狗は鞍馬寺
に住むとされています。
言い換えれば、「鞍馬天狗」とは僧正坊天狗を指します。
鞍馬寺は上流階級の子弟が幼少期から修行
し、将来的には出家して高僧になるための
場であり、源義朝の子である牛若丸
(後の義経)もその中で育てられたと伝えられています。
鞍馬山マップ
鞍馬山は、標高584メートルの山で、
その中腹に鞍馬寺があります。
【マップ】・1・
山門で(愛山費¥500円)を支払います。
【マップ】6・からケーブルに乗れますが
途中にある「由岐神社・14」
「弁財天・23」には行けません。
本殿前に「六芒星」
(金剛床・こんごうしょう)が
あります。
宇宙と繋がる、宇宙エネルギーを
キャッチできる場所です。
本殿に向いて、両手を広げてエネルギーキャッチして下さい。
(/・ω・)/
三角部分は、(個人的には)
踏まない方が良いかなと思います。
鞍馬山は、パワースポットとして
非常に有名です。
約650万年前、奥の院である魔王殿
(マップ40)に護法魔王尊が金星
から降り、人類を救うために現れたとされています。
私的には、守護寺でもあり最大の
パワースポットだと思っています。
「レイキ」のパワーチャージに行ったり、
自身の浄化に行かせて頂いています。
何度か不思議体験もしました( *´艸`)
「レイキ(霊気)」は、臼井甕男
(うすい みかお)氏が創始者です。
鞍馬山で修行(瞑想)をしていた時に、
護法魔王尊(サナート・クマラ
(宇宙紳霊)からエネルギーをを受けた最初の人です。
「鞍馬山霊宝殿・32」
(博物館)入館料¥200円
山内の動植物 鉱物などを展示する
自然科学博物苑展示室があり2階には、
寺宝展観室
3階は、国宝の毘沙門天像などの
仏像奉安室、宝物収蔵庫がある。
【木の根道・36】
牛若丸の修行の地として知られています。
【義経堂・39】
お祀りされています。
祐気取りのポイント
鞍馬寺は、山中にあるので
最初にマップを見て目的を決める。
マップの最後の魔王殿・40まで行くと
貴船神社に行く事が出来ます。
(かなりキツイです。貴船神社からも
鞍馬寺に来る事が出来ますがこちらの方が
もっとキツイです)
私が祐気取りをする時ですが、
朝10時までには到着するようにして
いますので、簡単なお弁当やおにぎりを持参します。
ベンチなどもあるので結構ゆっくりと出来ます。
景色も良く、気も最高なので瞑想したり
ウトウトしたりして14時位までいます。
とてもお気に入りにの場所です。
御朱印は、本殿の中に頂ける所があります。
¥300円
アクセス
【大阪駅からのアクセス】
※鞍馬口駅と間違えないで下さいね。
1)【大阪梅田駅】⇒烏丸駅
阪急京都本線特急・京都河原町行
(41分・7駅目・¥410円)
【烏丸駅】⇒徒歩1分⇒四条駅
【四条駅】⇒国際会館
京都市営烏丸線急行・国際会館行
(16分・8駅目・¥290円)
【国際会館】⇒徒歩4分⇒国際会館前・京都バス/
京都バス・52(鞍馬温泉行)
(24分・18駅¥330円)
徒歩2分⇒鞍馬寺到着
(約1時間42分¥1030円)
2)【JR大阪駅】⇒京橋駅
大阪環状線外回り・京橋・鶴橋方面
(7分・3駅¥170円)
【京橋駅】⇒出町柳駅
京阪本線特急・出町柳行
(47分・8駅¥490円)
【出町柳駅】⇒鞍馬駅到着
叡山電鉄叡山線・鞍馬行き
(31分・14駅¥470円)
(約1時間37分¥1130円)
※京阪電車の淀屋橋からだと
始発なので座る事が出来ます。
鞍馬駅から鞍馬寺までにお蕎麦屋さん
などもありますが、鞍馬寺にはありません。
お土産にお餅や木の芽煮なども販売しています。
最後に・不思議体験
鞍馬寺に祐気取りに行った時の話です。
10年以上前、初めて鞍馬寺に行った際の体験談です。
その日、小学生だった娘と一緒に本殿の
横でお弁当を食べていたところ、驚きの出来事がありました。
お昼ご飯を終え、娘と一緒にお昼寝でも
しようかと考えていた時、後ろから子供が
両手で体当たりしてきたような「バンッ!」
という大きな音が聞こえました。
娘と一緒にびっくりして後ろを確認に。
娘が見に行ってもすぐに帰ってきて、
「後ろには行けない」と言いました。
私も興味津々でその場所を確認しました
が、裏側に進むことはできませんでした。
あの大きな音の正体は一体何だったのか、
未だに謎めいています。
鞍馬寺の神秘的な雰囲気と合わさり、
その日の出来事は不思議な思い出となりました。
2回目に行った時の話です。
私は「金剛床」でパワーを得るために靴を
脱ぎ、毎回ウエットティッシュで金剛床を
拭くのです。土足が嫌な為です。
足腰が痛い日に吉日が重なり、その日も
いつも通り歩いて行くことにしました。
しかし、足腰が元気な日と異なり、通常
よりも大変な山登りのような感覚がありました。
最後の頑張りが必要な到着前、後ろから
風のような存在が感じられました。
その瞬間、後ろから「スッ」と抱え込まれ
、両方の太ももを包み込まれる感覚ととも
に足が驚くほど軽くなり、まるで雲の上を
歩くかのような不思議な感覚がありました。
時間にして数秒の間、一瞬「えっ?」と
思いましたが、周囲の風景や場所に変化はありませんでした。
数秒の立ち止まり後、再び歩き始めると、
驚くほどしんどさがなくなり、足も腰も
痛みが消え、軽やかに登ることができました。
この不思議な出来事から、その後も今でも
天狗さんの存在ではないかと思っていて、
その日の体験が特別で印象深いものとして残っています。
不思議体験と言っても、なにか?を
見たとかではなく全ては感覚です。
それからは、殆ど毎回ですが、天気予報が
晴れでも少しの間スコールや雨が降って来ます。
雨は、浄化の意味もありスコールは歓迎のサインだと言われています。
子供以外の人と行った時は、スコールも
ありませんのでお一人様に限りますね。
一度ゆっくりとパワーチャージはいかがでしょうか?